はじめに
個人の備忘録です。
参考にしてもらっても問題ありません。
当記事でパソコン・ゲームアカウント等に不具合が出ても責任は負いません。
自宅サーバーの準備
サーバー用のパソコンを用意します。ゲームミングPCを言われるものならたいてい問題ないでしょう。でも今回は下記のものを用意しました。
パーツ | パーツ名 |
---|---|
CPU | intel i5 10500 |
GPU | Intel UHD Graphics 630 |
M/B | ASRocK IMB-1313 |
RAM | 8*2 16GB |
ROM | SSD 500GB |
OS | Windows 11 Pro |
Palworld Dedicated Serverのインストール
Steamライブラリから”Palworld Dedicated Server”を検索してインストール
起動時
私の環境下ではこのようにエラーが出た
ただ単に、Microsoft Visual C++ DirectXが導入されていなかったためである。インストールすると
黒い画面が出たら起動成功です。あとは知りません。
ファイヤーウォールの設定
Windowsセキュリティからファイアウォールとネットワーク保護にアクセスします
このゲームのデフォルトのポートは”8211”ですが使用できない場合は後でポート開放を行います。
また、それに応じて先程のファイヤーウォールの設定も同様に変更します。
ルーターの設定
私の環境下(”IPv6”(IPoE)を使用した”IPv6 over IPv4”)では任意のポート開放が行えないためルーターの設定画面から変更します
また、NTTさんの”RT-500KI”を利用しています。他社製品によっては名称等が違う場合がありますがサーバーを建てようと思えるのならば問題ないでしょう。
ルーターの設定に入ります。
http://ルーターのIPアドレス:8888/t にアクセスし
ここで”Setting IPv4 IPv4設定” 選択すると次のようなページが出る
今回使っているソフトのデフォルトのポートは8211は対象外なので別のものを扱う必要がある。
だが、8211は無理だが17688とかは使えるので利用可能な範囲の中で好きな数字を使って設定していく
今回は17688を例としてポート開放を行っていく。
静的NAPT設定を開きこのように設定していく
公開対象ポートと宛先ポートは同一の値を入力し、宛先アドレスはサーバーのIPアドレスの入力します。IPアドレスの固定は省きます。
サーバーの設定
サーバーを公開するために設定していきます。 設定ファイルはSteamインストール先ディレクトリ内にあります
\Steam\steamapps\common\PalServer\Pal\Saved\Config\WindowsServer\PalServer\PalWorldSettings.ini
このファイル開くと何も書かれていないと思いますが正常です。
\Steam\steamapps\common\DefaultPalWorldSettings.ini
サンプル設定ファイルがあるので、そのファイルの内容をコピペして貼り付けます。
その際にポートの変更を行っているので書き換えます
PublicPort=8211 --> PublicPort=17688
これで大丈夫だろう。これ以外も設定できることが多いのついでに紹介
ExpRate="" --> 経験値取得倍率
ServerName="" --> サーバーの名前
ServerDescription="" --> サーバーの説明
ServerPassword="" --> サーバーのパスワード
ServerPlayerMaxNum="" --> サーバーに入れる最大人数
DeathPenalty="" --> デスペナルティ
AdminPasswordy="" --> サーバー内でコマンド入力可能
これで一通り設定が済んだのでサーバーを立ち上げて入りましょう!
同一PCならば
127.0.0.1:設定したポート
で入れるはずです、もしサーバーを別のPCで構築した場合はそのパソコンのIPアドレスを127…のところに打ち込めば入れます
ぜひ、サーバーを立てて仲間内で楽しみましょう!
追記
上記の方法で入れない場合サーバーのショートカット先に
-port=設定したポート |
これを記入してみてください